そろそろ帰国が迫ってくる中、引っ越しの準備も始まろうとしている。当然捨てなければならないものもたくさん出てくるが、捨てがたい思い出というものもある。子供達がこちらに来てすぐに買った服の中にはもう小さくなって着られそうにな...
...オイルスケッチ(その4)
今回はバカンスですでにローマに帰ってしまったイタリア人モデル、Patriziaさんの紹介でまたもイタリア人、Fabianaさんを描くことになった。どうも最近イタリアに縁がある。今回も、目的はオイルスケッチ。レンブラントの...
...Café Le Musset
ルーブル美術館から出て3分ほど歩いたところにあるCafé Le Musset。模写の帰りによく入っていた店だ。仕事が終わった後、そろそろ昼ごはんの混雑が終わる2時頃(こちらではたいがい昼飯時は1時から2時あたり。)に入っ...
...ルーブルで模写したい人へ。(その2)
ついでに実際の模写作業に入った後のことも少し書いてみようか。 模写の許可が下りるとそれから3日のうちに作業を始めなければならない。与えられる時間は3カ月。大きさとは関係ない。ただし万が一延長したい場合…、これ...
...ルーブルで模写したい人へ。
ルーブルでの自分の模写の仕事は終わった。しかしこれから私と同じようにここで模写してみたい人のためにいくつか書いてみようと思う。12月ころのブログで自分自身の手続きの苦労は書いてきたつもりだが、あんまり細かいところまで書い...
...7月19日、雨
ここ数日天気が崩れ気味。今日は朝からずっと雨、最高気温も16度程度。結構肌寒い。外を歩く人を見るとジャンパーを着た人もいる。猛暑の日本の人達から見ると信じられないような涼しさだろう。うらやましいですか? そう、こちらの夏...
...イタリアその3―ヴェネツィア(つづき)
翌日は朝、子供達が目を覚ます前に起きだしてベランダから絵を描いた。まだ7時前。行き交う船もほとんどない。船の行き来がない時は、細い運河の表面にはほとんど動きがない。鏡面のように街を逆さに映し出す。ほとんど影の中にある運河...
...イタリアその3―ヴェネツィア
サンタ・ルチアの駅から出るとそこはもう、いきなりの別世界だ。緑がかった運河の水の上を盛んに行きかうボートやゴンドラ。20年前と全く変わることはない。まずは駅前から水上バス(ヴァポレット)に乗ってサン・マルコに向かう。今回...
...イタリアその2‐フィレンツェ(つづき)
3歳の娘を連れての旅行、歩く距離には限界がある。小3の息子のほうは大人と同じペースで歩いても、いや、時には大人以上に歩くこともできるようになっているが、娘のほうはそうはいかない。抱っこで歩くにはこちらがもたない。パリでは...
...イタリアその2‐フィレンツェ
フィレンツェは塩谷亮夫妻が同じく文化庁の研修員として去年滞在していた街だ。個人的に夫妻共に親しくしている関係もあって(彼らは私がムサビの非常勤講師として入った時に確かちょうど4年生の学生だった。)事前にいろんな情報を地図...
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