エマルジョン地

基本的にはカチッとした板地の感じが好きなのだが大きめの作品になると板地は重くなることと、パネルにするベニヤのサイズ以上になると継ぎ目ができるため、作るのが面倒なうえ、将来ひびが入る可能性を考えて、50号以上の作品は大体キャンバスに描くことにしている。キャンバスへの下地は水性白亜地では柔軟性に乏しいため、油を加えたエマルジョン地としている。できる限り画面を平滑にしたいので作った塗料は水で薄めることなくゴムべらでしごくように5層から6層重ねる。柔軟性があるとはいえ、やはりあまり厚塗りすると将来割れる恐れがあるため、5層塗ったといっても見た目はまだ下の麻の目がまだらに透けて見える程度。描画の際、絵具を薄く載せるところは下地が透けて見えるほどになるが、大部分はかなり厚めに絵具をのせることになるため、意外に下地の仕上げ自体はこの程度の大雑把さだ。

2件のコメント

  1. Graciela Shogren
    2013-12-03

    I’ve enjoyed reading this weblog same a lot. It’s sunny to see that you’re all having enjoyable with yourselves and making a unfeigned difference to peoples lives. Looking in front to other gifts, recognition again.

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  2. Osamu Obi
    2013-12-25

    Thank you Graciela.
    Are you a painter too?

    返信

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