夕飯後、コーヒーを飲んでいると娘がトコトコ走ってきて下からこちらを見上げて言う。「お父さん。テツのまねしよう!」「何??」「テツがはしってきたら『ええかげんにせんかいっ!!』ってぶんなぐるの!」
わかる人はわかると思うが、そう、最近の我が家のはやりは「じゃりン子チエ」である。横で聞いてた息子が「そんなに真似したいんだったらぼくがぶんなぐってやるから走ってくれば?」というと「やーだー、わたしがぶんなぐりたいのー。いっぱいいっぱいぶんなぐりたいのー。」いったいどんな食後の家族団らんだ…。なんだか心なしか娘のイントネーションもちょっと関西弁がかっている。今のところまだ「ぶんなぐりたい」ですんでいるが、「ウチ、どついたるねん!」に変わるのも、もはや時間の問題かもしれない。
我が家の教育はこんなんで果たしていいのだろうか…。
それはそうと、ずっと前にテレビから録画してとってあった「じゃリン子チエ」の劇場版アニメーション、どこ行っちゃったんだろう、もう15年以上前だったからなあ…。監督が高畑勲でむちゃくちゃ質が高かったのだが。久しぶりに見てみたくなった。