厚く氷が張りっぱなしだった我が家の水たまりのような小さな池。
最近の暖かさの中、ようやく氷も溶けたようだ。いったいどうなったかと思った金魚だが、無事生存を確認。まったく大したものだ。あんなちっちゃな池、たまにたまった落ち葉を取り除いたり、水が減りすぎたら足してやる以外、餌もやらないし、ほぼ放置しっぱなしの”野生状態”。にもかかわらずこれでふた冬を越したことになる。どういう風にこの小さな世界の中で生態系のバランスが取れているのかわからないが、池にボウフラがわかないようにと飼い始めたこの金魚、今や尊敬の念すら覚える。
暖かくなると同時に庭の植物たちも一斉に活動を開始し始めている。芝生の間に植えたクロッカスは一斉に咲き始め、まだまだ殺風景な庭の中でひときわ輝いて見える。日陰では知らないうちに「ばいも」があちこち立ち上がり始めている。花が咲くのはまだ先だ。12月には1つしか出ていなかったスノードロップだが、
ここにきてほかにもあちこちで咲き始めている。本格的は春の訪れももう間近のようだ。
そんな中、もっと間近に迫っているのは白日展の締め切り。土曜には搬入業者が取りに来ることになっている。昨日寝たのは4時。なんでいつも締切はこうなるのだろう。余裕を持って終わったことなど1度もない。わかっているのにいつも夏休みの宿題を最後までため込む小学生と全く変わるところがない。人間、年を重ねても学習しないものなんだな。いや、むしろ、面の皮が厚くなった分、開き直ってたちが悪くなるのかもしれない。