我々が日本橋で「存在の美学」を開催しているころ、時同じくしてパリではフランスの友、Kay君やMartin君達が展覧会を催していたようだ。昨日メールが入った。Montrougeにあるギャラリーでやっているらしい。インスタレーション作品ということだ。ここで様子が見られるという。http://www.silures.org/ ”KITTY CAT MASSACRE”とタイトルが付けられた作品。もちろんKITTYとはサンリオのキャラクター「キティ」を指すものだがここで使われているのは見まごう事なき「まねきねこ。」何やら現物のまねきねことスクリーン上に投影されたコンピューターグラフィックの画像、その間でボクシンググラブをはめて動き回る鑑賞者。どうやらその動きに合わせて画面が変わるように見える。何かゲーム感覚の仕組みがあるように見えるがちょっとここで見ただけでは何のことやらよくはわからない。確かKay君、もともと大学ではこんなパソコンを使った作品を作っていたと言っていたっけ。
そのほかにもこのサイトではいくつかのビデオ作品も見られる。色彩感覚、カット割りなど、結構おしゃれです。