来週の木曜から始まるヴワール展。仕上げなければ。http://www.osamu-obi.com/exhibition/2012/11/post-7.html
あとは時間との勝負だが、問題は描くことのできる時間との勝負というよりも、次に手を入れることのできるまでの乾き待ち時間との勝負の感が強い。グレーズ作業も重なってくると、メディウム量の割合が増えるのに従って乾くのにかかる時間も長くなる。早く乾燥してもらいたいからと言って、メディウム量を減らせば下層との接着力が弱くなるのと同時にグレーズ自体の厚みが出ずに絵具の透明感の強さがなくなる。変に速乾材を加えて無理に乾燥を早めることで、将来のひび割れの原因を作りたくもない。慌てて重ねると下層を壊して変なまだらの調子になってしまう。…ここは慌てず待つしかないか。
今日のところは次の作品準備と爆撃後みたいな状態のアトリエの片付けに徹することにしよう。