http://www.artbox-int.co.jp/artboxj/index.php/public-offering/artbox_prize.html
さらに今現在開催されている「損保ジャパン美術賞 FACE 2014」、こちらは受賞ではなく入選ではあるものの、1275点の応募の中からの69点という難関をくぐり抜けての入選。どちらもそれだけの価値がある。
絵画組成室の教務補助達は、文字通りに教務補助…という言葉から想像できるような仕事内容をはるかに超えたハードな仕事をこなしてくれている。事務的な作業をはじめ、授業の下準備から、材料を求めてやってくる学生たちへの対応、下地作りやらオイルの加工についてのアドバイス…、非常に複雑な仕事を見事にやり遂げてくれる力強い存在だ。非常勤講師として長年彼ら、彼女らの働きを見ていて、本当に頭が下がる。そんなめまぐるしい毎日の中でも彼女たちは自らの制作を忘れることがなかった。おそらくは現役の学生たちに負けないだけの時間を注いで制作に励んできた。その結果がここに現れていると思うと身内として彼女たちを誇りに思えてならない。ムサビの絵画組成室は組成室を愛する彼ら、彼女らによって支えられていると言って過言ではない。しかも彼ら、彼女らは単なる優秀な事務員としてではなく、1人の立派な絵描きとして、ここで学んだことを自ら実践してくれている。いや、本当にお見事です。素直に拍手を送りたい。君たちゃ素晴らしいよ!