そうそうすっかり言い忘れた。典型的な出品して安心しちゃったケースでございます。
先日ブログに無事出品したところまで書いたホキ美術館の「私の代表作」コーナー、11月15日からすでにリニューアルオープンされています。今回出品者を見ると、例えば五味さんはかなり大胆にシュール的な要素を取り込んでいたり、島村君は定番と言える女性像ではなく、画面いっぱいにロブスターを描いているし、石黒君はプロジェクターを使いながら平面としての絵画の境界を越た挑戦を初めているようだ。かなりみんな攻めています。
2年前、ホキ美術館についてブログで書いたことがある。
http://www.osamu-obi.com/blog/2011/09/post-132.html
ホキ美術館に現在展示されている作品たちが成功のための教科書になってはならない。かえってそこからはみ出していくような作品が出てこなければホキ美術館は輝き続けることはできない。というような内容だった。これはもちろん自分たちをも含めた自戒の念を込めた内容だが、後に続く若い作家達に対する願いでもあった。
実はまだ今回のリニューアル後の会場をまだ訪れてはいないのだが、事前の情報を見る限り、すでに代表選手たちの内から自分たちの殻を打ち破ろうとする意気込みが感じられて、なんともうれしいようなくやしいような、こちらが鼓舞されるようなそんな気分を感じている。私自身、1年間の渡仏を機会に自身の制作に大きな変化が起こっている。それを今回どこまで結実させられたのかは、まだ作品を終えたばかりで客観的にはなれないが、まだまだ自分を超えていく意気込みは衰えていないつもりだ。
よろしければぜひ新しい「私の代表作」、ご覧ください。
2013-12-02
Hello Osamu! I really admire your works so much. Thank you for sharing it.