冬の恒例行事の一つ、屋根掃除。前回の冬は、大みそかにやった。http://www.osamu-obi.com/blog/2014/01/post-260.html今年は年末、息子がインフルエンザの予防接種の2回目をうった翌日にインフルエンザにかかるという、ほとんど金をどぶに捨てるような出来事があったおかげで、年を越してからの実施となった。
11月あたりから一斉に始まった落葉、屋根にはしっかりカーペットみたいに枯葉が降り積もっている。それを竹ぼうきや熊手で掃き落とす。屋根の上に伸びてきた枝
はのこぎりで切り落とす。そしてすっかり埋まってしまった雨どいの枯葉を手できれいに掃除する。倉庫も含め、家の周囲の雨どいの長さを全部合わせれば、たぶん50メートルを超える
だろう。結構気の遠くなる作業。去年まではお手伝い程度の参加だった息子だったが、6年生にもなると急に体力もつき始め、背もニョキニョキのび、声変わりもしてだいぶいっちょ前になってきている。今回はかなり立派な戦力になった。お小遣いに見合った働き。一通り作業が終わり、台所仕事をしていた妻も出てきて下に落ちた大量の枝や落ち葉を掃除し始めた頃になって1年生の娘が遊びから帰ってきた。「ねえ。屋根の上にのりたい!さっきいいよって約束したでしょ!」…大変な作業とは一切かかわらないやつが一番好き勝手言うわい…。なんて思いながらも、確かに約束しちゃったので梯子を上らせ、アトリエの屋根のてっ
ぺんまで連れて行ってやる。下で黙々と働いているおにいちゃんに「こっち見て?!」なんてお気楽なもんだな。とはいえ、普段見ることのないような視点から風景を見渡すのはいい気分だ。はしゃぐ気持ちもよくわかる。いつかはこの子も一人前の戦力になってくれるのかな?…どうかなあ…。