私の絵が今、スペインのサラゴサで開催中の展覧会、”Algo más que realismo…X” – 2016に出品されている。正直言って私はスペインの美術事情に全く詳しくはない。だからこの展覧会がいったいどういうものなのかきちんと理解できていないまま出品していると言ってもいいという、ちょっとあきれた状態なのだが・・・、同じように出品しているスペイン画家達から得た知識でざっと説明してみると、こんなことになる。
スペインのGaleria Artelibreという固定のギャラリーを持たないネット上の画廊が主催する展覧会。ここはネット上にギャラリーを持ち、主にスペインを中心としたリアリズム画家達の作品を紹介しているらしい。このネット上のギャラリーの1室を自分の宣伝用にレンタルして作品発表する画家達もあるパーセントいるようだ。そしてそんなギャラリーのレンタル料や、時には作品販売の手数料で運営されていると言ったところだろうか・・・。同時にこのGaleria Artelibreはスペインを中心に各国のリアリズム画家達を集めた300ページに及ぶ“Alte y libertad ”という年刊誌を出版している。一方バルセロナにある現代写実絵画の美術館、MEAMと共同して年に1度“Mod Portrait”というコンクールを開いており、1次選考はネットを通じた画像選考、というスタイルで、世界から作品を募ったコンクールを企画している。
今回私が出品している”Algo más que realismo(リアリズム以上の何か)”は、“Mod Portrait”の前触れ的な展覧会のようで、Galeria Artelibreによって選ばれた25人の作家達による展覧会のようだ。同時に今年販売される“Alte y libertad ”の出版に会わせ、販売促進のコマーシャルという意味もあるようだ。
実は数年前からこの展覧会への誘いを受けていたのだが、出品すべき作品もなく、また全く今まで受けたこともないようなタイプのオファーだったので、正直ちょっと警戒感もあって、これまで見送ってきた。しかし、去年、年刊誌の“Alte y libertad ”に作品を掲載してくれたり、ネット上のギャラリーに私のページを作ってくれたり・・・、そんな中、今年、再び展覧会の話が来たときに、たまたま自由になる作品が1点だけあったこと、また、出品者のリストの中にアントニオ・ロペス、ナランホの名前を見たときに心が動いた。よく見れば以前からFacebook上で知り合って、いつか一緒に作品を並べてみたいと思っていたロシアのSerge Mashennikov氏の名前もある。それ以外にも実際に作品を見てみたいと思っていたかなりの力のある作家達の名前が並んでいるのを見てここは一つ、ばくちに打って出てみるか。・・・と決心した次第。
すでに始まった展覧会場では何人かの画家達が実際にモデルを目の前にしたデモンストレーションを観客達の前で披露していたり、日本ではあまり見られない光景も見て取れる。
実際に私は会場に行っていないが、いくつか見つけた会場の様子をのせておく。なお、私の作品は額無しで送ってしまい、そのまま飾られてしまっている。向こうに言って付けてもらうことにした。
是非ご覧くださいと言いたいところだが、ちょっとばかり遠いところなので・・・。でも、期間は12月5日まで。もし旅行でそちらに行く予定のある方は是非ご覧ください。
2016-11-11
Linda exposição, mestre osamu Obi!! Sucesso!!
2016-11-12
Obrigado Roberto.
2016-11-12
Magnifiques et grandes œuvres pour cette exposition sur la peinture réaliste.
2016-11-12
Merci Daniel.
2018-08-19
i like your work,how can i get i structional dvd couse to purchane or online cource and cost for both>