今月初めころの話・・・。
長男の高校受験が無事終わり、ひとまず受験勉強でがんじがらめの日々から解放された。春休み、ちょっとは好きなことができる余裕も生まれたことから「ちょっと油絵でもやってみるか?」・・・ということで、入学祝いとして油絵セットを買ってやり、キャンバスを用意してやらせてみることに・・・。と、それだけのはずだったのだが、それを脇で見ていた娘がうらやましがり、「私も描きたい!」・・・それを見ていた妻まで「私も!!」・・・と、言うことで一家そろっての油絵教室をやる羽目になってしまった。娘はキャンバスをわざわざ買いに行くのもお金がかかるし面倒だ、というので家にあった1センチ厚のベニヤ板に地塗りをして描くことに。自分でやりたいというので、ちょうどいいやと、自分のための地塗り作業も兼ねてやってみることに。暇を見て膠を溶かし、刷毛で前膠塗りをし、さらにニカワ水に刷毛塗りできる程度の白亜を振り込み入れ、刷毛で3層程度地塗りさせた。まだ今度小5だろ?・・・と、見くびっていたのだが、案外教えるときちんとわかって刷毛使いなど自分で調整しながらきれいに塗っていく。・・・こりゃ、将来地塗り作業要員として使えるかもな・・・なんてこと考えたりしながら見ていた。安上がりに済ませようとしたのに兄貴より本格的なことになっちゃった。妻の下地はその時私が作ったやつを使うことに。
リンゴを買っておいたので、それを使いながら2階のアトリエにそれぞれ好きなようにモチーフを組ませる。妻はもともと大学でデザインを専攻し、長く子供のための美術教室を経営していたので基本的なデッサン力はすでにもっている。なので今回は手順からメディウムまでまるまる私のやり方そのままでやることに。子供達は初めて(正確にはそれぞれちいさい頃に1枚だけ描かせたことがあるのだが。)なので、もう少し一般的な画溶液を調合し好きなように始めさせた。それぞれに合わせたメニューで、準備も大変。こんな親切な教え方もないくらいなのだが、先生が家族だと生徒にも緊張感は皆無。こっちが忙しく準備する間、誰とは言わないが床やらソファーに寝転んでおなかポリポリかきながら「まだ~?」なんて言ってやがる。「おまえらどんだけ恵まれた環境で教えてもらってんだかわかってんのか!!」とか文句たらたら言いながら描き始めさせた。教えながら、自分も片手間に40分くらい描いた。
まあ、こんなのも後になればいい思い出になるんだろうな・・・。
2018-04-25
お久しぶり!頑張りすぎて、不整脈の発作がたびたび出ました。ステント入れたり、カテーテルでアブレーションという手術もしました。夏休みに家族旅行で、新見市千屋実2825遊びに来ませんか。6月には風呂もできてると思います。いかが!?