10月3日(木)自由が丘で私が長く教えている東急セミナーBEのデッサンクラスでモデルを前にしたミクストメディアによるドローイングのデモンストレーションをすることになった。毎週木曜の夕方6時半から9時までの教室だが、鉛筆デッサン入門(小尾教室)10月期から試験的に同じ教室内で3ヶ月間、これから始める方向けの講座を併設することになり、3ヶ月集中!基礎からの鉛筆デッサンその初回として講師である私のデモンストレーションを見せることになったといういきさつ。一応講座をとった受講生向けのものだが、形としてはこの日だけは公開講座のように一般の方も参加できる・・・みたいだ。いずれにしても既に在籍中の受講生もいるため、人数的にはあまり余裕はなさそうなので、もし興味のある方は早めに東急セミナーBEの方に問い合わせた方がいいと思う。(その他に、今回のデモンストレーションとは関係ないが、金曜隔週の教室も受け持っている。はじめて絵を描く人のデッサン入門)
今回やるのはミクストメディアによるドローイング。東急セミナーでは今、木曜夜、月4回のクラスと金曜午前の隔週クラスの2講座を担当しているのだが、両方のクラス共に半年に1度、同じような技法を使った作品を数週間かけて描いている。東急セミナーBE 鉛筆デッサンクラスのこと
パネルに和紙を膠で貼った下地の上に鉛筆を主体とし、水彩、色鉛筆、コンテ、パステルなどを使って描いていく。紙に直に描くのとは違った硬質な描き味で、薄い和紙であってもかなりの乱暴な作業にも充分耐える。自分の作品の中でも時々使っている方法だが、普段は数日間かけるので、今回のようにたった2時間ちょっとのデモンストレーションではやったことはない。時間的に言えばムサビで出版した本、「絵画組成」の中で描いた柿のドローイングあたりがその感じかも知れないが、どうなるのかは出たとこ勝負かな?
参考までに今回やる技法で描いたこれまでの私の作品をいくつか。ただ、2時間半ではここまではいきません。
繰り返しになるけれど、もしご覧になりたい方は早めに東急BE自由が丘校までお問い合わせを。